とはいえ、ボージョボー人形が気になる

pionee2007-03-12

余談2


最近、物の所有欲が日に日に減退している。
特にかさばる物を手に入れることにすごく抵抗感があり、何か日用品等を買う時にも品物の値段や実用性の有無よりもまず部屋に置いて邪魔にならないかについて一考してしまう訳です。


昔から物持ちが良過ぎるというか、実際、今の携帯はかれこれ六年くらい使ってるし(着信メロディーは当時としては最先端の三和音)、その上新しい物を購入しても古い物をなかなか捨てられない性格で、そうなると当然物は増える一方であり、ひどいのになると中学の時に履いてたズボンを今でもヘビーに着こなしてたりする。
尤も、以前はそうした「物に囲まれた生活」みたいなのに僕自身少なからず憧れを抱いてたりしたのですが(本棚から溢れ出したハードカバーがフローリングの上に平積みにされてるとか、靴箱に入り切らないほどスニーカーを持ってるとか)、しかし先月末に激烈ハードな引越しを経験してからというもの、そんな病的とも言える性分からようやく脱却しつつあって、今では寧ろ何も持たない暮らしに対しちょっとした憧れがあります。
引越してすぐ、契約期限のまだ残った何もないワンルームに何日か通っていたのだけど、そこにはカーテンとパワーブックと寝袋しかなく、床の上で弁当を食べたり雑魚寝したりしながら、「あーこんなんもいいな」とかちょっぴり思ったものです(実際その状態で暮らすのは絶対無理だけど)。


生活力がないくせに生活感ばかり出てしまうのが自分自身どうにも許し難く、今後はせめて自分一人の手に負えるだけの物を所有していこう!と思う次第です。