御所ってるね

久米川のビジネスホテルに一泊。
部屋に入って早々、壁に掛けられた額縁の裏に、官能小説の文庫本が二冊挟まれているのを発見する。
その後、ソファーのクッションの後ろに、フタの開いてないアミノバリュー二本を発見する。皆一様におぞまっしい気分に。
人の出入りが激しく、最終的には僕とケニーと久保木君が二部屋に泊まるという新鮮な展開になる。
修学旅行みたいで楽しかったが、経済的にはかなり厳しい!
でもまあ、こんなこと出来るのも今だけかあ、と思うとけっこう感慨深かったりする。


朝のサービスの焼き立てパンがこのホテルの売りらしいが、客にレンジで当然のようにチンさせてた。
二日酔いと眠気のせいで僕がどろどろしてる間に、ケニーがパン七個食ってた。


「何の為に食ってるんすか」
「カロリー」
「そっか」


家帰って寝て、今起きたらクッシーから曲が届いてた。
ドラムや新しい歌メロが足され、より有機的な感触に。つんのめってるけど、つまづく寸前で体勢をキープするような絶妙の平衡感覚。僕がずっと欲しいものだ。ああ、いいなあ。
これが決勝点となりました。