ヴィゴ強し

クローネンバーグの『イースタン・プロミス』を借りてきて見たんだけど、素晴らしかった。
とにかくキレキレな暴力描写は言うまでもなく、今回はストーリーにもぐいぐい引き込まれた。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』以上に存在感抜群だったヴィゴ・モーテンセンの演技もさることながら、向こう見ずで危うげなナオミ・ワッツの役どころがまたいい。ついでにマフィアの二代目を演じたヴァンサン・カッセルもいい味出してて、それぞれが話すロシア訛りの英語が絶妙な雰囲気を作り出してたと思う(実際、そのロシア訛りが上手いのかどうかはよく分からんけど)。
去年見てれば間違いなく2008年のベストだったなー。うーん、映画館で観たかった。