ここ最近の三鷹

7/24(火)


午後、吉祥寺へ向かう途中、三鷹駅北口でZAKIの街宣カーを見かけた。
プロのミュージシャンであり(SMAPや嵐などに楽曲を提供したというキャリア有)、議員選比例代表予定候補でもあるZAKI氏は、安倍政権の無用さを軽快なヒップホップ・トラックに乗せて歌っていた。
ところで街宣カーのすぐ近く、地べたに座禅を組む30歳代の男の姿があった。
この人はおそらく、ZAKI氏とはまったく関係がない。
僕は以前、三鷹TSUTAYAでこの人物を見かけたことがある。レンタルCDの視聴コーナーでヘッドフォンをしながら座禅を組むこの男性を、周囲の人々は好奇の目で眺めていた。音楽を聴きながら座禅を組むというのがどうやら彼の座禅スタイルであるらしい。
この日もまた無我の境地へと旅立たんとする男の耳に、ZAKIのメッセージ・ソングは一体どう聞こえているのだろう、と思いながら僕はすたすたバイトへ。
ツアー後の清算業務。
これは添乗で余った予算を経理の人に返金して、あとは書類を提出するだけなので、すんなりいけば10〜15分程度で終わる(自宅で書類をまとめるのには1時間以上かかってしまうけど)。
この日はすんなりいって、出社後15分で退社。


午後8時頃、バイト帰りの真ちゃんが遊びに来る。真ちゃんが平山夢明のサイン入り(僕宛ではない)の『ミサイルマン』をくれた。お互いの新作のあらすじを話し、プロットの具体化を図った。
真ちゃんの、匂いを視覚化しようとする試みは確かに面白そうだ。
その後、岡庭大先生もやってきて、三人でうだうだ。もはや定番となった三鷹のカラオケに行き、午前3時解散。


7/25(水)


前々から密かに気になっていたボリショイサーカスを観ようと千駄ヶ谷に行ってみたものの、駅を出るなり人の山。というか子供達の山。
少し前に当日券が売り切れてしまったらしく、駅構内で絡まれたダフ屋を無視したことがその時になって悔やまれた。東京公演はその日が最終日であった。
仕方がないので予定を変更し、六本木にコルビュジエ展を観に行く。
森美術館は相変わらずだだっ広く、展示品も多い。今回は企画物にも力を入れているようで(館内に展示できるものは建築模型と絵画・彫刻作品くらいなので当然と言えば当然)、中でもユニテ・ダビタシオンの一部屋分の再現(原寸大)はモデルルームみたいで面白かった。体験型。
およそ3時間かけて館内を一周した後、初めての東京ミッドタウン。ビールを飲む以外にすることがないので、新宿に行ってハシゴ酒。
四軒目でちょうど日本対サウジアラビア戦が始まり、中澤のヘディングに店内が湧いた。前半終了と同時に店を後にし、帰宅。家に着いたら日本は負けていた。残念。