チャレンジ精神と時の部屋

学校に行き、教授とひさびさに本気で喋る。
新作の構想をざっくり説明すると、話し始めてまだ間もないうちから、「ああ、戸塚ヨットスクールだね」と、企画の主旨を的確に掴んできた教授。
恐るべし。
こちらの考えをすべて見透かしているかのような、底の見えない瞳の教授を前にして、徐々にヒートアップしていく僕の鼻からはいつしか鼻血が滴っていた。
が、黙っていたら気付かれなかった。
そこは気付かないのか!