涙のフィールドワーク

飯能ロケハン


午後1時、西武池袋線に乗って秩父方面へ。
撮影現場シーンのロケ地候補として急浮上した飯能市周辺の土地勘を養う。


ロケハンは知らない土地に行けるのでなかなか楽しい作業のひとつであり、街歩きとか好きな僕はこの日も日帰り旅行のような気分で出掛けていった訳なのだが、ただまあ、この時期にロケハンしてる自分もどうなのかなーとは思いつつも。
ところが着いてみると飯能市街は驚くほど何もない。
これはやばいぞ、と思ってふらふら歩いてると、入間川の近くで佐藤伸治にそっくりな人を見かける。
寒風が吹く中、とりあえず入間川に出て一人でカメラを回す。コンクリっぽい感触の岩場に背の高い雑草が生えていて、これはこれで変な風景ではあるが、わざわざここまで来なければ撮れないものでもない気がする。
河原の様子を一通り撮影した後、ニュータウン状になっている丘の上に登り、市内を見下ろしてみる。途中、傾斜のある芝生にクリスマスツリーみたいな木がぽつんぽつんと立っている意味不明な場所を見つけるが、これも使えるのかどうか微妙。終始、微妙な感じのロケハンである。
午後五時、周囲が真っ暗になったので本日の探索は終了。
飯能ペペのユニクロでセーターを購入。ユニクロはどこにでもあるのでほっとするぜ。


夜、友人宅で日本酒を飲む。かなり久しぶりに酔っ払って、正体不明のくらくらになりながら帰宅。
だんだん年の瀬感が出てきました。
来年は何か一芸を身に付けたいと思う。物真似とかできたらいいなあ。