なんじゃこのタウン

こばやんの短編映画が上映されると聞き(まだ見てなかった)、午後から海老名に行く。
サービスエリアのある場所としか知らなかった海老名の街は、駅を降りたら賑やかなショッピングモールが出迎えるカラフルタウンだった。
モールの敷地内、眼前に唐突に現れた五重の塔の先に目的のシネコンを発見したものの、この時点で既に開演時間ぎりぎり。チケット売り場で会場の場所を尋ねると、「少々お待ち下さい」と言われたので待った。その間、係員は分厚いクリアーファイルを持ち出して何やら確認し、しばらくして戻ってくると、「五重の塔の下でチケットを配ってますので、そちらの方へ行って下さい」と僕に言った。
さっき五重の塔通ったんだけどなー、と思いながらも、係員に言われるがまま来た道を戻った。が、問題の五重の塔ではどこかの高校の吹奏楽部が曇天の下演奏を披露しているのみで、やはりチケットを配っている人の姿は見当たらない。仕方ないのでもう一度シネコンのフロントに戻って、今度は別の人に場所を聞くと、「あ、この奥のスクリーン6でやってますよー」と、今度はやけにすんなり案内してもらえた。さっきの奴は一体何を調べてたんだ! と、もやもやした思いでプログラムの途中から鑑賞。
他のエントリー作品には敢えて触れないが、企画の段階から密かに楽しみにしていたこばやんの短編は僕の期待を裏切らなかった。冒頭の手持ちの長回しがイイ。移動時間は長かったが、色々と刺激を受けた海老名の午後。
家に帰ってバンジョーの練習をする。結構音がでかくて恐る恐る弾いてる。